❤『ヘルプカード』の裏側やホルダーの中に個別に『助けて貰いたい事』や『寄り添って貰いたい事』が記載されています。
『ヘルプカード』を付けている方がいたら、
『お困りですか?どうされましたか?』とお声をかけてあげてください。
困っていても、伝えられない人達がいます。
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■熊本震災【自閉症の子どもがパニックを起こすから、避難所の利用を拒否された!】
●自閉症の子どもが「パニックを起こすから」と、避難を拒否されたケースもあった。
●避難所での集団生活が困難、迷惑をかけると避難をあきらめ、損壊した家に戻る人、
車中泊を続ける人なども多かった。
●避難所は車椅子で、通れるスペースが無かった。
●耳が聞こえないので、パン1個、水すら貰えなかった。自衛隊の配給がいつ来るのか?も分からなかった。配給の情報は全て音声!聞こえない人には情報が届かなかった。
●配給の食料、身体が不自由で並べない家族の為に、もう一つもらえないか?特別扱いは出来ないと拒否された。
●『化学物質過敏症』という病状の方が今、増えています。
化学物質過敏症は主に柔軟剤や煙草のにおい、香りで発作を起こしたり、
倒れたりするお子さんが日本に沢山発症している。熊本震災では、配給水も飲めず、ボランティアさん方が、湧き水を運んだ話を聞きました。柔軟剤等の匂いで発作が起きるので、避難所の共同生活が送れない。
●社会不安障害という障害、そもそも人と会う事が困難。心臓発作、吐き気、震えが起きるので集団の中に居ることが困難。また、音過敏症、光過敏症の人達も多く存在します。
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【熊本震災】
障害者や高齢者などの「災害弱者」が避難するための「福祉避難所」が176カ所ある。
約1700人分だ。
●熊本市内にいる障害者は約4万2千人。
そのうち福祉サービスを受けていない重度の障害者だけでも9千人いたというから、足りていない。
被災地障害者支援センターでは、障害者がどこにいるのか?把握する事が困難だったといいます。
SOS チラシを震災後配ったが中々障がい者が何処にいるのかも分からなかった等
様々な困難だった状況の話しを聞きました。
❤当サイトでは、震災時の障がい児、難病者、お身体の不自由な方の対策の急務として
2016年11月中旬より『ヘルプカード』を東京都に報告の上、ガイドラインに沿ったデザインで自主制作し、無料で地方発送を始めています。
健康な皆様のご支援と、ご理解、寄り添い、ご協力をお願い申し上げます。m(._.)m